55 名前:無名武将@お腹せっぷく[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 20:15:30 死せる孔明、生ける仲達を走らす 〜『教育実習生絶頂す』バージョン〜 蜀兵「わーっ!すごいや」 蜀軍は魏軍を見事に蹴散らした 姜維「いやあ、おみごと!丞相にここまでやられては武将の私としてはまるでかたなしです。 よーし、今日はこれまで。それでは退却!」 蜀兵「ハーイ!」 その夜、孔明の幕屋で二人は明日の作戦を練っていた。 姜維「どうです丞相、長安はもう我らの手のものですな?」 孔明「いやあ、まだまだ魏軍は侮れません……」 姜維「ですが、丞相は兵たちにはなかなかの評判ですし。今の蜀に必要なのは そういう丞相と兵たちの間の信頼関係だと私は思います。丞相のような神算鬼謀の持ち主に 簒奪者たちの軍を打破していってもらいたいです。私は期待しています」 姜維は尊敬のまなざしで孔明を見た。 孔明「姜維」 孔明は姜維を見つめ返した。 姜維「ん?丞相」… 孔明「おぬしが好きだ。抱いてくれ。私はホモなんだ。 姜維のヒゲや逞しい体つきを見れば私は迷わず裸になれる。私の推測は間違ってるか?」 姜維「丞相…」 同じ頃、魏延が孔明の幕屋に向かっていた。 魏延「もう、報告はみんな俺におしつけるんだから。酒宴が始まっちゃうよ(ブツブツ…)うっ!!」 幕屋の中をのぞいた魏延の目には妙な光景がとびこんできた。 孔明「ああ…」 姜維「おお〜っ」 孔明「うおおーっ!!」 孔明は歓喜の声をあげていた。 56 名前:無名武将@お腹せっぷく[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 20:17:13 翌日、孔明の幕屋に魏延は呼び出された 孔明「悪かったね、魏延。突然こんな所に呼びだしたりして」 魏延「あの…」 孔明「おぬしに謝ろうと思ってね。昨日は大人げないところを見せてしまった。 しかし…おぬしも私と姜維の男色行為を見ていてまんざらでもなさそうな顔をしていたよね」 魏延「はあ?」 孔明「とぼけるのがうまいね。おぬしもこういうのを見て興奮するタイプなんだろう?」 孔明はいきなり自分のさおを出して魏延に見せた。 孔明「報告を聞いているあいだ中、おぬしのケツに入れたくて勃ちっぱなしだったんだぜ。 まっ、古参のおぬしにそれは酷だからあきらめるけどね。 さあ、おぬしも裸になれよ。そして私のケツの中におぬしのを入れてくれ。 ごらん。おぬしの侵入を待って態勢は万全なんだぜ」 そう言うと孔明は服を脱ぎだした 魏延「丞相、俺だって慣れてるんです。丞相のものだって受け入れられますよ」 孔明「魏延…」 二人は絡まりあった。 魏延「ああーっ!!ああ、最高だよ、丞相…丞相…俺を殺してよ」 孔明「魏延..」 魏延「このまま絶頂感の中で死ねたら最高だと思うんだね…え、殺して…ぐぐっ」 57 名前:無名武将@お腹せっぷく[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 20:17:49 数日後、蜀将たちが深刻な顔をして話し合っていた。 魏延「それで、俺はホモじゃないと言ったんだ。 そしたら急に私に恥をかかせたなって言って葫蘆谷へ出撃させたんだ。 そこで俺は魏軍と一緒に殺されかけたんだよ。 幕屋に呼びだすなり、さおを出して見せておぬしもホモなんだろうって決めつけるんだよ。 それで否定をしたらいきなり…。丞相は最初からおかしかったんだ。 幕屋で丞相と姜維が男色行為しているようなことを言って… だけど、俺が報告しに行ったとき見たのはひとりで自分のさおをこすっている 丞相の姿だけだったんだよ。姜維なんかいやしなかった」 姜維「何という痛ましい…実は、丞相は私にもさおを見せたんですよ。 私をホモと思ったらしく、自分を抱いてくれと言いましてね。もちろん断りましたよ。 私には妻子がありますからね。それで私は丞相の趣味をとやかく言うつもりはないが、 陣中では慎んでくださいと言って別れたのです。今思えば言い過ぎでした。 丞相はひどくプライドを傷つけられたようでしたからね。しかし、未だに信じられません。 丞相のように神算鬼謀の才を持つ人が何でまた…」 楊儀「そこですよ、丞相をああさせたのは。 おそらく丞相は軍師として先帝に仕えるにあたり、 ホモの性格などをいっさい心にしまいこんで神算鬼謀の軍師を演じようと決心したのでしょう。 好きな同性にも目もくれずに女好きのふりをするそのギャップは相当なものだと思いますよ。 特にそれが丞相のように責任の重い立場ならなおさらです。 そういうわけでさまざまなジレンマが一挙に爆発したとき、好きなあなたや魏延に さおを見せるという行為におよんだのですよ。それがにべもなく断られたとなると…」 姜維「私の責任です...こうなったら丞相は寿命を延ばす祈祷をするということにして 皆の目に付かないところに閉じ込めておきます。その間に退却の準備を進めましょう」 58 名前:無名武将@お腹せっぷく[sage] 投稿日:2007/12/19(水) 20:18:17 七日後、蜀軍は五丈原から兵を退いた。 しかし、黙って見逃してくれる魏軍ではなかった。蜀軍が退却したことを知ると追撃してきた。 退却する蜀軍から魏軍が見え始めてきたとき、 姜維「このままではまずい。んっ、何事です?」 姜維は兵たちが急に騒ぎ始めたことに気がついた 馬岱「あっ、姜維!丞相を連れて行こうとしたら急にあばれだして裸に…」 姜維「何ですと!?」 蜀兵たちから逃れた孔明は生まれたままの姿で魏軍の前に現れた。 魏兵「きゃあーっ!」 司馬懿「こ、孔明、そんなかっこうで。これは孔明の罠だ。退け、退け!」 魏軍は予期せぬ光景に恐れをなして退却していった 姜維「た、助かった、魏兵がウブで。さすが丞相。このような策をお持ちでしたか!」 姜維は裸の孔明に駆け寄った。 孔明「邪魔しないで下さい!先帝と馬謖が私との営みを待っているんだから!」 だが孔明は姜維を振り払ってそう言うなりふらふらと倒れた。 姜維「丞相!」 姜維は孔明を抱え起こすと言った。 丞相「離して下さい、先帝と馬謖が待っているんです。二人が待っているんです」 そう言うと孔明は静かに息を引き取ったのであった。 『これが死せる孔明、生ける仲達を走らす』の真相である。 終わり |