412 名前:渦中の司馬懿 ◆9LNiHFWcKw [] 投稿日:2007/08/12(日) 14:16:36 激突!官渡の戦い〜タチとネコ、両派閥の争いに荀イクの王佐の竿が光る〜 柳腰の趙飛燕が美女とされた時代もあれば、BMIで太りすぎと指摘される楊貴妃が 美女の時代もあった。そう、人の性の対象の傾向というものは時代と共に、移ろうもの。 前漢、後漢と時の皇帝、官僚、民衆達は、もっぱら掘られ好きだらけであった。 掘られるのが好きな奴ばかりだと、掘る側が当然少なくなり、その少ない中から名品たる 竿とテクニックを備えたものなど、いるはずがなかった。そこで、皇帝や官僚共は理想とする 竿への想いを名工達の腕に委ね、洛陽はこけしという文化発祥の地となった。 ところが、時代はそれを許さなかった。漢王朝が生んだ悲劇にして、中華の歴史を混乱に 招く一人の男・・・・・袁安の誕生であった。どんな使い込みすぎた穴であろうと、 ポイントを探し当て童尻をも惚れさせてしまう中華最高の竿師、袁安。 竿一本でのし上がり、その竿の歩くところ争いは消え、『困ったことがあれば、袁安に頼れ』と いう故事が生まれるほどであった。彼の登場により、「袁安様に勝る竿は無し」と洛陽のこけし 職人達は己の才を恥じ、こけしを作るノミなどの道具を叩き壊したという。 彼に憧れる若者が増え、掘られ文化であったはずの衆道は徐々にタチの人口も増加した。 413 名前:渦中の司馬懿 ◆9LNiHFWcKw [] 投稿日:2007/08/12(日) 14:17:18 タチとネコ、双方の需給バランスが取れ、平和になってきた時代に影を差した者がいた。 黄巾の乱で知られる張角である。男には金心丹、女には銀心丹、子供には赤心丹という、手製の薬を 使いこともあろうかご禁制の媚薬で世を混乱に陥れた。これにより、天下を治めていた衆道の 需給バランス、夫婦の営みが崩れ、淫蕩な男児も増え帝による統治も難しくなった。 これが、三国時代の幕開けである。 群雄割拠の時代を迎え、黄河を挟み北で当時最大の勢力を誇っていたのが前述の袁安の血を受け継ぐ 名門袁家の御曹司、袁紹本初、南に興った新勢力が曹操孟徳であった。 伝説の竿師袁安の後継者袁紹は、その持てる美貌と精力もあいまって竿一本で大勢力を作り上げた。 彼の元には、掘られ好きの所謂ネコが集結し、その筆頭は猛将顔良、文醜、優れた兵法家の田豊、 沮授、郭図、逢紀などであった。 414 名前:渦中の司馬懿 ◆9LNiHFWcKw [] 投稿日:2007/08/12(日) 14:18:22 一方、不感症にもかかわらず掘られまくりの曹操は生まれもってしまった美尻で多くの男をひきつけた。 程イク、荀イク、郭嘉、張遼、楽進など掘るのが大好きなタチばかりであった。 連日、連戦の内外による攻撃に疲れ果てた不感症の曹操は己の不感症を克服すべく、自分を濡らした荀イクの元主人であり、 天下のテクニシャンである、大親友の袁紹に同衾打診の書状を文才を駆使して送るも嫉妬に狂った袁紹の部下達に 改変させられ、想いは届かなかった。そこで、業を煮やした曹操へ 荀イク:「我らで袁紹様を攻めましょう。そうすればイヤでも殿を抱くでしょう」 との献策があり、これに曹操は乗った。 ここに、タチとネコ、両派閥の天下分け目の戦いの幕は切って落とされた。 〜第一回おわり〜 |