168 名前: 無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日: 2007/06/25(月) 18:27:55

秦王政 つまり秦の始皇帝の話

秦王政は数多くの苦難を乗り越え王位に立ったのだがまだ13歳であった
そのため政治の実権は呂不韋が握っていた
呂不韋がこの地位まで登りつめたのは母太后の力によるものが大きかった
母太后は美人で、男の尻を掘るのが大好きであった
夫を失った母太后は自らの欲望を呂不韋にぶつけていた
夫の荘襄王は母太后に掘られすぎて死んだので、母太后の責めは相当強烈だったようである

呂不韋「ぎゃぁぁっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
母太后「この程度で尻が裂けるわけがないでしょう! さあ、もっといい声でお泣き!」
呂不韋「痛い痛いーっ!わしの尻から血が出ておるのが見えぬのか! とっくに裂けておるわ!」
母太后「昔は貴方もよく私の責めを受けていたでしょ 貴方の体の具合はよくわかってるのよ!」
呂不韋「(こ・・・この女昔からこうであった これは直らぬものなのか・・・)」

当然、呂不韋が耐えられるわけもなかった
このままでは荘襄王のように殺されるのがオチである
そこで呂不韋は一計を案じた

呂不韋「ロウアイ(何故かコピペできない)よ、お主の尻は立派で車輪を転がせられるそうではないか 余興として見せてくれぬか」
ロウアイ「呂不韋様のご命令とあらば・・」
ロウアイは車輪の軸を尻に挿しこみ車輪を動かしてみせた
呂不韋「この余興のありさまを密かに母太后の耳に入るようにせよ」
家臣「はっ」

数日経ったある日
母太后「そなたの屋敷にロウアイと申す者がいるようじゃな」
呂不韋「あの車輪を尻で転がす男でございますか」
母太后「その男をわたしにくれ」
呂不韋「母太后様の命とあらば・・・(よし、やった!)」


169 名前: 無名武将@お腹せっぷく [] 投稿日: 2007/06/25(月) 18:28:48


母太后は狂ったようにロウアイを愛した
しばらくすると2人の子供が生まれ、ロウアイは後宮の権限を一手に握るようになっていた
更には母太后の計らいで領土まで手に入れた
こうなるとロウアイは調子に乗り出し、遂に秦の国を乗っ取ってやろうかと考え出した

ロウアイ「秦王の後継者は私の子になされたらどうです そうすれば我らは秦王の父と母として天下に号令をかけられまするぞ」
母太后「そうすれば我らもこそこそする必要はないのう」

しかしロウアイは所詮尻だけで出世した男である 物事に細心の注意を払うなどできなかった
それを苦々しく思っていたのは呂不韋であった 身内から犯罪者が出ると一族も連座制で同罪となったのである
そして遂に呂不韋が恐れていた事態がおきた ロウアイが謀反を起こしたのである
用心深い政は充分な備えをしていたためロウアイの企みは打ち破られた
ロウアイは馬堀りの刑(馬に尻を掘られる刑)で殺された 見事な尻を誇ったロウアイも馬が相手ではひとたまりもなかった

呂不韋や母太后には政を王にした功績があったため一応処罰は無かったが、呂不韋は政治の場から外され母太后は軟禁されていた
母太后はしばらくしてもとに戻されたが呂不韋は次々と力を削がれ 自害に追い込まれた
1人の女性の好色によってこの悲劇は起きた
そして秦王政は秦の実権を握り、天下統一への道を進み始めるのである