633 名前: 無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日: 2007/04/13(金) 20:02:25 青い性の目覚め 少年はその惨状におののいていた。 その土地の男という男が尻をさらけ出して倒れていたのである。 まだ子供であったので少年は助かったが それでもこの光景は少年の心に深い傷を刻み付けたことだろう。 しかし、少年の心の中には別の感情も芽生えていた。 少年はその初めて感じる感情にどう向かい合っていいのかわからず戸惑っていた。 そのとき辺りを見回した少年は一人の男の姿を見つけた。 どうやらその男はこの惨状をもたらした人物のようであった。 だが、少年はその男を見つけても怒りをかきたてられることはなかった。 それどころか今生まれて初めて芽生えた感情が刺激されているのを感じていた。 このモヤモヤした感情を何とかしたい! そう思った少年は逸る気持ちを抑えてその男に気づかれないようゆっくりと近づいていった。 そして気づかれることなく後ろに回った少年は その男の尻を見ているうちに自分の竿がふくらんでいくのを感じた。 これがモヤモヤの原因だったのかとひとり得心した少年は 本能の赴くままに生まれて初めての行動に出た。 「ぎゃぁぁっ!い、痛い、ぬいてぇっ!」 「ふんふんふんっ!」 「あひぃぃぃっ!わしの父が掘り取られたんだもん。しょうがないじゃないか」 その男は突然掘られ恐慌をきたしたものの自分を掘っているのが 子供だとわかると大人の力で少年を突き飛ばした。 少年は男を驚かせるほどの子供とは思えない大きな竿をもっていたが 子供の力ではさすがに対抗できず、いとも簡単に突き飛ばされてしまった。 そして逆上した男に後ろに回られると今度は掘られる側になってしまった。 634 名前: 無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日: 2007/04/13(金) 20:03:09 「子供とて容赦はせぬぞ。喰らえ、わが竿を。ふんふんっ!」 「あおおーっ!!」 その男の竿はとても小さかったが子供にとっては無視できぬ大きさであった。 しかし、その竿は少年に痛みではなく、 生まれて初めての快感を与えるのにちょうど良い大きさであった。 「うわっ!子供相手になにやってんだよ。とっとと離れろよ」 少年は新たに現れた男に助けられるまで掘られ続けていた。 生まれて初めての快感に夢中になっていたところを邪魔された少年は 呆けた顔を不満げな顔に変えるとよろよろと立ち上がった。 その少年の姿を誤解したのか新たに現れた男は少年を掘った男を捕まえると掘り始めた。 「いくら父が掘り取られたからって子供に手を出すことはないだろう。 お前には俺たちがいるじゃないか。ふんふんっ!」 「あふうぅぅっ!だっていきなり掘られたんだもん」 「なんだって!そうか坊主、いい尻を掘ったな。 坊主、この尻が気に入ったんなら大人になってから俺達に仕えてみないか」 「惇兄は変な奴が好きだなあ。 この前だって虎を掘ってた奴を配下にしたばっかりじゃねえか」 「いいじゃねえか。人材ってのはいくらいてもいいんだよ。坊主、名は?」 「亮」 「字はまだないよな?俺がつけてやる。いい尻を見抜く才能があるんだ。 尻に明るい、いや孔に明るいってことで孔明ってのはどうだ?」 少年は孔明という字を気に入ったのかうなづいた。 「じゃあな。大人になるまで待ってるぜ」 男たちは少年のもとから去っていった。 西暦194年(興平元年)徐州、 のちに神算鬼謀の変態軍師と呼ばれる諸葛孔明はこうして自分の性癖に目覚めた。 635 名前: 無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日: 2007/04/13(金) 20:05:02 その後劉備に三顧の礼で迎えられた孔明は博望坡で夏侯惇と対峙するが このときのことなどろくに覚えておらず、 白羽扇を自分の尻に挿しながら、 「あおおーっ!!曹操軍の名将夏侯惇、炎の中で二人仲良くやらないか?」 などと言ってその変態ぶりを衆目の元にさらけ出したので 夏侯惇もこのときの子供とは気づかず、 こんな変態に掘られてはたまるかと逃げるのに必死だったのであった。 終わり |