205 名前: 無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日: 2007/01/02(火) 20:25:56

曹公、霊樹を斬り躍竜祠の神に遇う

曹操は洛陽の行宮に新殿を建てるべく大樹を探していた。
そして洛陽東三十里の躍竜タンに十余丈の梨の木を見つけたものの
ご神木という事で人夫たちは恐れて誰も伐らない。
曹操「仕方無い、一丁行ってみるか。」
行った曹操が見たものは、股の竿を固くした人夫たちが
「ふんっ!ふんふんっ!!」
と一物を振るい梨の大木に打ち付けている姿だった。
曹操「……(怒)お、お前らなぁ…
そんなので木が伐れるか!」
人夫頭「これは魏王殿下、常ならば人夫一人の股斧で多少の大木なら伐り倒せるのですが
流石はご神木、我等が自慢の股斧を受け付けませぬ」
曹操「い、いや、いやね、そもそも股の一物で木を伐るって発想そのものが間違ってるだろ!?
木を伐るとはこうするのだ!」
とやにわに佩剣を抜き放ち、発止と大樹に切り付けた。
すると切り口から真っ白い雄汁の様な濃厚な臭いの樹液が迸り、
全身に白濁液まみれになってしまった!
賈ク「あ殿下、戦場で雄汁まみれになった見たいですね」
曹操「お前も余計な事言わなくていい。
にしても生臭い樹液だなぁ…」
さて宮殿に帰った曹操はしっかり風呂で樹液を洗い流し床に就いた。その夜半…。


206 名前: 無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日: 2007/01/02(火) 20:57:38

続き

その夢枕にザンバラ髪で黒服の者が現われた。
「わしは躍竜祠の樹神である。貴様己の宮殿の為によくもわしの木を伐りおったな!
許せぬ、わしの怒りを受けるがよい!!
というか、あそこで貴様の尻の形を見たときから掘りたかったのじゃあ〜、食らえっ!」
と見ればその黒服の者は股をはだけていて、
股には昼の大木に勝とも劣らない巨大な股竿が!
曹操「ち、ちょっ、ちょっお前、
そんなん入らないから、入らないからって入ってきたぁ!?
さ、裂ける、本当にし、尻が裂けるぅ!」
神「ふんっ!ふんふんっ!!」
曹操「い、痛いっ、痛いーっ!う、動かないで…っ」
神「嘘を申すな、こんなに股の小刀を固くしおって!」
曹操「あひぃっ!?さ、さすらないでぇ!…アッー!」
神「中々の尻じゃ、また明日も参る。」
斯くして連日連夜木の神に掘られ続けた曹操は持病が悪化
華陀を呼ぶも、故郷に偽って逃げた事から刑死させてしまい
遂には春秋六十六歳で世を去る事になるのである。