95 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/05/10(水) 18:16:38
黄忠の活躍

魏と国境で争う劉備軍。そこへ張コウ軍が攻めかかってくると言う報せが届いたのであった。
劉備「なに、張コウ軍が迫っているとな…これは由々しき事態…」
孔明「張コウは魏のまぎれもない名将。ここは張飛殿を呼び戻し防がせるしかありませんな」

「待て待て待て待て〜〜〜〜い!!!」
一同が声の主を探す…
「殿と軍師殿はここに人無しと言われるのか!?」
声の主は老いて益々盛ん、姓は黄、名は忠、字は漢升であった。
黄忠「不肖ながらこの黄忠、老いたりとは言え張コウに不覚を取るとは思えませぬ!」
孔明「しかし黄忠殿はもうだいぶお年を召しておりますし…」
黄忠「なーーーにをぬかすか!!我老いたりとは言え、まだ竿は勃つ上に、硬さも十分!我が竿にはあの関羽すらも一目置くほどでしたぞ!」
孔明「しかしやはりここは大事を取って…」

さて黄忠はどうやって劉備と孔明に自分の力を示すのであろうか!?続く

96 名前:無名武将@お腹せっぷく [] 投稿日:2006/05/10(水) 18:18:32
続き
黄忠「えーーい、拉致があかん!わしがまた現役という事を見せて存ぜよう!」
そう言うといきなり列席していた文官に飛び掛る黄忠。
伊籍「な、何を・・・!?」
黄忠「最近めっきり出番が無いからおぬしにも出番を与えてやろうと考えてな!」
伊籍「い、いらぬお世話だ!わしは十分メジャーじゃ!」
黄忠「こーの窓際族が!お前のピークは劉表のとこにいたときなんじゃ!わしの竿の固さの証明者にしてくれる!」
伊籍「や、やめろ、俺はこんな事以外にも出番が…ぎ、ぎゃぁぁぁっぁっ!?」
黄忠「フンッ!フンフンッ!」
伊籍「痛いッ、痛いッー!!」
黄忠「そーら文官などすぐに掘り取れるわ!どうやー!」
劉備「…………」
黄忠「まだお疑いなさいますか!?では今一度!」
簡擁「き、貴様、新参者の癖に、最古参のわしに狼藉を働くのかー!?」
黄忠「ウホッ!俺は古参だって気にせず食っちまう男なんだぜ!」
簡擁「ひ、ひぃーー!さ、裂けるッー!」
黄忠「ははは、古参なんじゃから殿に掘られ慣れておるであろう!裂けはせぬて!」
簡擁「うぐ…む、無念ー!」
黄忠「どうやーーー!!!(島木譲二風)」
孔明「………………」
黄忠「では、次は貴様だ!」
法正「わ、わしは入蜀の立役者だぞ!?」
黄忠「ウホッ!俺は新参で功がある奴でもかまわず食っちまう男なんだぜ!」
法正「げ、げぇー!誰かたすけてぇ〜〜〜!」
劉備「…そこまでじゃ!黄忠、お主の力はよく分かった!張コウを掘りまくって来い!!!」
黄忠「!!!!殿!この黄忠必ずや張コウの締まり具合を報告させていただきます!」
孔明「法正…黄忠殿に従軍し、よく助けるのです…」
法正「えー!?このじじいに掘られたらどうするのよ!?」
孔明「その時は野良犬に噛まれたと思って忘れてください…」
法正「…(転職しよっかなぁ…)」
                      とりあえず完