800 :無名武将@お腹せっぷく :2006/11/06(月) 19:17:30 何を想っているのだろう。 若者が地に腰掛け、一心不乱に琴を奏でている。 この若者の名は曹植。曹操の実子である。 その動きとは対照的に、音色はとても悲哀を帯びたもの。 「やべ〜、すんげ猥褻(やらしー)」 曲を聴いたいた若者が股間を押さえながらポツリともらす。 琴を奏でていた曹植が手を止め、呟いた者の方を振り返る。 「でも、イキすぎじゃね?」 若者は素直に詩を聞いた感想を告げる。 「乱がおきちゃうぜ」 既に若者の股間は謀反を起こしている。 着衣の上からだというのに、はっきりと分かるくらい盛り上がっている。 「ただでさえ、植(ちー)ちゃん、すげえ影響力なんだからさ」 言って曹植の隣に座り込む若者。 「まっだまだ、曹孟徳を震わせないとね。」 「そりゃ相手がでかすぎじゃん。おやじさんの詩(うた)、まともに聴きゃ死ぬよ。人」 この若者は何晏、字は平叔という。 黄巾の乱の頃の大将軍、何進の孫に当たる男だ。 何晏がこう言うと、曹植はじっと何晏のことをにらみつけた。 「睨むなよ。こわいって」 801 :無名武将@お腹せっぷく :2006/11/06(月) 19:18:07 はは、と笑いながら何晏は服を脱ぎだした。 「やらないか?」 「ウホッ!全然怖いって顔じゃないじゃん!」 言って曹植も着衣を剥ぎ取り、一糸まとわぬ姿となる。 「顔に出てなくてもこわいって。覇王の血は」 隠す物が何もない、生まれたままの姿の曹植の股間に手を伸ばす何晏。 数秒手を這わせたかと思うといきなり口に含み始める。 「アッ、いきなりですか!」 思わぬ口撃に曹植は小さく喘ぐ。 何晏はさっき脱ぎ散らかした着物から袋を取り出し、それを曹植の亀頭に塗りたくる。 「アッ、晏ちゃん、もう効いてきたよ…」 何晏が持っていた粉は「五石散」という、一種の麻薬のようなものだった。 その粉を口に含むと、どんな男もたちどころにガチホモになってしまうからタチが悪い。 曹植も例外なくガチホモになってしまっただけではなく、少し頭のねじがぶっ飛んでしまったようだ。 「俺の…俺の詩をきけぇ!」 いきなりがばっと起き上がったかと思うと、先程まで手にしていた琴を取る。 「ち、植ちゃん?一体どうし…アッー!」 何晏の尻に琴を突き刺す曹植。 「ふんっ、ふんふんっ!!」 琴を突き刺しながらも片手は何晏の乳首をこねくりまわす。 802 :無名武将@お腹せっぷく :2006/11/06(月) 19:18:59 「ちょ、植ちゃん、イタッ、痛いって…!」 何晏が激痛でうめきを上げるが曹植はやめない。 それどころかより一層奥に突き刺すつもりで琴を押し込む。 「ぎゃあぁあぁっ!尻が裂けるぅ!?」 曹植はそれでもやめずにつき続ける。 「そろそろいくよ、晏ちゃん…ふんっ!」 琴を突き刺したことによってほどよくこなれた尻に曹植自身のものを押し込む。 「うぎゃあぁ!!尻が焼けるっ!?熱いぃぃ!!」 五石散を服用したことによって曹植の体温は上昇していた。 ただでさえ血液の流入により熱くたぎったものだというのに、それ以上の熱を帯びた曹植自身は焼鏝のように耐え難い。 「焼けるっ、尻が…尻が焼けるうぅぅぅ!!」 粘膜に直接当てられる曹植の物で何晏の尻も陥落寸前。 「晏ちゃん…そろそろ、い、イクよ!アッー!」 煮え湯が直接、体の内部にかけられたような錯覚を覚える何晏。 「うぎゃあああああ!!熱いぃぃぃ!!」 「熱い心を叩きつける!それが詩だ!」 「そんなの知るかあぁぁぁ!!!アッー!」 何晏はそのこの世のものとは思えない刺激に耐え切れず、気絶した。 803 :無名武将@お腹せっぷく :2006/11/06(月) 19:19:42 「ん…うーん…」 何晏が目を覚ますと、曹植はまだ全裸で琴を奏でている。 先程と同じように悲哀を帯びた音色が流れる。 「植ちゃん、オレ体弱えーけど長く生きるつもりだし、力になってあげられなくて悪いけど…ん?」 なんと、よく見ると曹植は琴を股間でひいているではないか。 「やべ〜、すんげ猥褻(やらしー)、乱がおきちゃうぜ」 何晏が一転、攻勢に出ようと曹植に飛び掛る。 油断していた曹植の琴を奪って、今度は逆に突き刺してやった。 「アッー!いい、ゴツゴツしていいよぅ!!」 曹植は、何晏の手によって琴で貫かれたというのに、何晏の手から琴を奪い取って自分の手で動かし始めた。 「ウホッ!琴最高ぅぅぅ!!」 曹植は、自分の手で一心不乱に琴を動かし、果てた。 攻勢に出ようと琴を奪った何晏は、勝手に一人でイッてしまった曹植を呆然と見ていた。 「そりゃ…俺が植ちゃんをイカせようとしたのは事実だけどさ…」 寂しそうに何晏は呟く。 「でも、イキすぎじゃね?」 完 オチ浮かばないから放棄。 誰か補完してくれると嬉しい |