792 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/11/05(日) 23:59:38 長坂の掘り合い 阿斗を無事に手にすることが出来た趙雲だったが、敵に囲まれて苦戦していた。 しかしさすが趙雲、ただ一騎とはいえその武勇で敵軍を圧倒していた。 曹操はその鬼神のごとき働きをしている趙雲を見て、生け捕りにしろと命令を出した。 「どけいっ!道をあけぬ者は尻を貫く!」 阿斗を小脇に抱えながら失踪する趙雲。 「趙子竜、いい加減に降伏せよ!」 敵兵が言うが趙雲は抵抗を続ける。 「ええい、だまれいっ!」 前をはだけて逸物を高速でしごき、信じられないほどの硬度を持つ槍を空に向かって突き上げる。 曹操軍の兵士たちは、思わず全員ゴクリと生唾を飲んだ。 「俺が先だ!」 「いや俺がっ!」 敵兵が趙雲に斬りかかる。 しかし、腰を巧みに動かしてぶらんぶらんと槍を振り回し次々と敵兵を蹴散らす趙雲。 「これじゃ近づけない…」 そのあまりの腰使いに、敵兵たちは驚いた。 しかし、趙雲は激しく動きすぎた。 抱えている阿斗が、振動に恐怖したのか大声で泣き出した。 戦場に赤子の鳴き声がこだまする。 793 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/11/06(月) 00:00:40 ただでさえ赤子の鳴き声はよく通るものだというのに、耳元で叫ばれる趙雲にはたまったものじゃない。 「ええい、うるさいっ!」 ズボッッ! 夏侯恩から奪った、稀代の名剣「聖肛の剣」で阿斗の直腸を貫く。 「ミギャアアアア!アッー!」 絶叫して阿斗は気絶した。 思えば劉禅の不幸はここから始まったのだ。 「な、なんというすごい掘り味だ…!」 さすがは名剣、聖肛の剣。 生まれたばかりの赤子さえ達してしまうその心地よさを想像するだけで趙雲は興奮した。 敵兵たちは、いきなり逸物を振り回してかと思うと、剣を赤子に突き刺すという信じられない行動に出る趙雲をただ呆然と見ているだけだ。 その隙を逃さず、囲みを突破して退却していく趙雲。 「しまった、突破された…追え!」 逃げる趙雲を曹操軍は追いかけていく。 794 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/11/06(月) 00:01:21 趙雲がしばらく走り続けていくと、前方に大きな橋が現れた。 その橋の上に一人たたずむ男。 「おお、張飛」 味方がいることに安堵の息を漏らす趙雲。 しかし、張飛は険しい顔つきで自分のことをにらんでいる。 一体どうしたというのだろう。 「おう、趙雲。待っていたぞ…おまえ曹操の軍門に降ったというのは本当か?」 趙雲が曹操軍の中に一人駆けていったという話を聞いた張飛は、趙雲が裏切ったと勘違いしているため怒り狂っている。 すでに股間の蛇矛は利き腕で握られており、今すぐにでも斬り捨てようとしているのが見て取れる。 「馬鹿なことをいうな!軍門に降っていれば若君を抱いてこんな苦労などはせぬ!」 「若君を!?」 手にもった阿斗を張飛に見せつける。 「おお、お、俺もそう思ったよ。お前が曹操の軍門に降るわけがないと…しかし」 「しかし、なんだ?」 「その赤ん坊…本当に若君なのか?」 張飛は未だに信じることが出来ないでいた。 「むむ…しかし、確かめる方法などあるか?」 「まあ、俺に貸してみろ」 趙雲の腕から、先程絶頂を迎えてしまったためか、すやすやと寝息を立てている阿斗を受け取る張飛。 「ふふふ…のんきなもんだ。ここは戦場だというのに」 趙雲によってすでに汚されていることなど知らない張飛は、喜び勇んで阿斗の尻に蛇矛を突き立てる。 「ふんっ!ふんふんっ!おおっ、これはまさしく兄貴と同じ締め付け…!アッー!」 さすがは漢室の血を告ぐ者。 張飛がいとも簡単にいかされてしまった。 795 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/11/06(月) 00:02:03 「よし、趙雲。ここは俺に任せてお前は先にいきな!」 妙にツヤツヤとした張飛が言った。 「おまえ一人で大丈夫か?」 「ここは橋の上だ。一度には多くの人間は通れん。まかせとけ!」 「…たのむぞ」 趙雲は橋を渡って一人、駆けていった。 そして、ついに曹操軍が橋まで追いついてきた。 「ふふふ…今の俺なら恐れるものなし!」 甲冑を引き裂いて、全裸となり張飛は橋の上で踊り狂う。 曹操の兵たちは、ただ一人しかいない張飛に次々といかされていく。 「うそっ!?また大きく…アッー!」 「げえっ、なんという締め付け…!ち、ちぎれるぅ!?」 その張飛の姿をみた曹操は、恐れおののく。 それにただ一人で何万もの兵を相手に出来るわけがない。備えも十分にあるだろうと警戒し、退却していった。 「ふふふ…腰抜けどもめ…」 張飛は、橋の上で一人愉悦に浸っていた。 「ようし、お前ら!橋に精液をかけろ!」 林に潜ませていた自分の部下たちにそう命じ、自らもしごいて橋にホカホカの精液をかける。 あっという間に橋は精液まみれになった。 「これですぐには追ってこれまい。よし、俺たちも退却だ!」 そして張飛も撤退した。 しばらくして、曹操たちが橋に引き返してきたときに、橋のあまりの生臭さに卒倒するものが後を絶たなかった。 かろうじて臭いに耐えられた者も橋に歩を進めると、張飛たちの精液があまりにもネバネバしていて足を取られて身動できなくなってしまった。 仕方なく、曹操は橋をいちから作り直して追撃をしたという。 完 |