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676 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/10/07(土) 09:26:37
三国尻演戯 孔明の延命祈祷

孔明「私の命も残り僅か…。蜀漢の三国統一を見る前に死ぬのは無念ですが
   これも天命でしょう」
 強大な魏との交戦中、蜀の軍師孔明の命運は尽きようとしていた。しかし
今孔明に倒れられては三国統一どころか蜀の明日さえも危うい状況。蜀の
将兵たちは孔明に縋り、口々に励ました。
兵「そんな!しっかりしてください孔明様」
兵2「貴方がいなくなったら、我々はどうすればよいのですか!?」
兵3「なんとか…何とかする方法は無いのですか?貴方を救うためなら、なん
   だってします」
 涙を流しながら自分に詰め寄ってくる者達。天命を受け入れ、静かに生を終え
ようとしていた孔明も、流石に心を動かされた。
孔明「わかりました…。自然の摂理に反しますから、あまり使いたくは無かった
   のですが。蜀のためです、仕方ありません…魏延」
魏延「はっ!」

677 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/10/07(土) 09:47:30
命残り少なくなった孔明を惜しんで、陣所に押しかけた大勢の人たちの中に、蜀将
魏延の姿もあった。名を呼ばれて、孔明の前に進み出る。
孔明「魏延よ。私はこれから延命の祈祷を行います。それには誰か一人屈強の尻を
   持つ者の助けがいるのです。貴方に協力してほしいのですが…頼めますか?」
魏延「頼めるかなどと…水臭い!どうか私にできることなら何なりと」
 普段は硬い態度から、何かと誤解されがちな魏延だが、蜀を思う気持ちは誰にも
負けはしない。己に鞭打ち蜀のために生きようとしている孔明のために、涙を流して
協力を約束した。
孔明「では、お願いがあります。この祭壇を、七日間の間常に掲げていてほしいのです」
 弱りきって小さく震える孔明の手が握っているのは、先端に細かい細工のある一本の
棒であった。それを受け取った魏延は、大切にそれを握り天へと掲げる。何日もの間、この
ような姿勢をとり続けることは、常人には非常に困難なことであろう。
 しかし魏延は、遣り通してみせる覚悟であった。蜀のため、必死で生き延びようとする
孔明の姿に心打たれたのだ。

678 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/10/07(土) 10:01:34
孔明「…ん?ああ、違いますよ魏延殿。それはそう持つものではありません」
 そう言うと孔明は、暗くやつれた顔に微笑を浮かべた。ここ何年も孔明の表情に
緩みを見ることができなかった将兵たちは、久しぶりに見たその顔に、泣きながら
思わず笑った。注意された魏延も、先生に悪戯の見つかった生徒のように「へへへ…」
と照れ笑いする。
孔明「これは…こう持つのです!」
 祭壇を受け取った孔明は魏延に後ろを向かせるや否や、甲冑の上から祭壇を尻に突き
立てた。
魏延「ひ、ひいぃぃぃ・・・ぎ、ぎゃぁぁぁ!?」
孔明「ふん!ふんふん!!」
魏延「裂ける、裂けるッー!」
孔明「これくらいで裂けるものか!」
魏延「痛い、痛いッー!」




679 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/10/07(土) 10:20:29
硬い甲冑を突き破って挿入された祭壇は、見事魏延の尻に掲げられた。
孔明「どうですか?ではそのまま七日間ほどお願いしますよ」
亀裂の入った甲冑から祭壇を覗かせたまま魏延は泡を吹いて卒倒したのだった。

※陣所退出後
魏延「くうう〜尻が攣る。感動ムードで思わず引き受けたが、結構きついぜ〜」
 祭壇を菊門で締め上げたまま魏延は陣の見回りをしていた。その滑稽な姿は
雑兵たちに笑われるものであった。
魏延「ああ…雑兵にすら馬鹿にされるなんて…。こうなったら一刻も早く戦に
   勝って、国で女とでも一発と行きたいぜ」
 女厳禁の戦場。そして軍規を取り仕切るのは、あの孔明である。五丈原に女の
影は無かった。しかし孔明のいる天幕のそばへ寄ったとき…。
?「ねえ…二人はもう終わりなの?」
孔明「しつこいですよ。終わりといったはずです」
?「なんで?あたしに悪いところがあるならハッキリ言って…」
孔明「いいえ。ただ単に飽きたんですよ…」
 明らかに『男女の別れ話』が聞こえてきた。

680 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/10/07(土) 10:42:32
魏延「まさか…孔明殿自身が規律を破ったのか?」
 考えられぬ事態にパニックを起こす魏延。唖然とする彼の視界に、天幕から出てきた
孔明が映りこんだ。それを追ってきたのは…
孔明「もう終わったのです」
姜維「なんで?なんでよおおお?」
魏延(きゃー。鉄の掟はしっかり守られてるぅ!)
 孔明に追いすがったのは、その弟子姜維であった。
姜維「また新しい策を作るために新しい男が必要だって言うの!?」
孔明「そうです。…美周朗、ホウ統、貴方………。貴方たちのような自身に溢れた男たち
   を掘ることで私の知略は生まれてきました。これによって蜀は今も永らえているの
   ですよ、感謝しなさい」
魏延(なんと!孔明殿は尻を食らうことによって軍師として成功してきたのか。
   そうなると、今度の戦でも男の尻が必要な筈…誰だ、その不幸な男は?)


681 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/10/07(土) 11:01:29
姜維「誰?誰なのよ、新しい男は」
孔明「その男は、今一本の棒を尻に挟み、名器へと生まれ変わろうとしている」
魏延(俺かーーー!)

魏延「冗談じゃねえぜ!味方に掘られてたまるか」
 走って孔明の前から逃げ出した魏延は、力一杯祭壇を引き抜いて、地面へ叩きつけた。
…そういえば張飛将軍が言っていた『精は敵から飛んでくるものばかりとは限らんぞ』
と。
兵「あ!魏延様何をしておられるのですか」
 現在、孔明の延命祈祷中であることを知っている者たちが、地面に落ちた旗を見て慌てて
駆けつけてきた。素早く旗を拾われる。
兵「なんてことを」
兵2「今なら、まだ多分大丈夫です。さっ!挿しなおしましょう。尻を向けて」
魏延「いっ、いや!ちょっと待てお前ら。…い、いやァぁ」
兵「ふん!ふんふん!!」
魏延「裂ける、裂けるッー!」
兵「これくらいで裂けるものですか!」
魏延「痛いッー!ああっ、どんどん孔明色に染まっていく私ーーー」