612 名前:無名武将@お腹せっぷく [] 投稿日:2006/09/17(日) 19:21:05
撒き餌の計

官渡を挟んで対陣した曹操と袁紹。
関羽によって顔良は討たれ、悲しみに打ち震える文醜が出撃してきたのであった…

さてその文醜を迎え撃つ為に出撃した曹操達であったが…
徐晃「殿、春画を輸送する輜重隊が先頭など危険ではありませぬか…」
曹操「ふふふ、案ずるな徐晃。わしにも考えがあってのことだ。」
荀攸「これでいいんですよね、殿!」
そう言って春画が山と積まれた荷車に飛び乗る荀攸。
荀攸「皆、これは先頭を行く我ら将が、行軍中に春画を堪能できるようにとの、殿のお心遣いである!
   皆で堪能しようではないか…しかしこいついい尻してるな…ハァハァ…」
春画を見て息を弾ませる荀攸。
曹操(まあいいや…好きにやらせとこ…)
荀攸「ハァハァ…しかし興奮してきたな…尻…尻が欲しい…」
そう言って怪しい目を曹操に向けるのであった…
曹操「ちょ、ちょっと待て!仮にも行軍中、それは無しだ!!そういう約束だったでしょ!
   合戦中の尻は勘弁してくれるって約束だ!」
張遼「ううーむ…確かにそう法を定めてしまったな…」
郭嘉「待て、法は尊きを罰せず、という言葉がある。殿の尻は尊い。尊い物は法で縛るべきではなかろうて。
   ってことで掘っていいんじゃない?」
徐晃「さすが郭嘉!一番の知恵者!」
曹操「アホか!屁理屈こねてないで取り合えず合戦に集中してくれよ!(泣)
   合戦が終わったら功がある奴には掘らせてやるから!(号泣)」
張遼「まあ敵の尻で我慢するか…合戦で一汗かいた後に殿の尻を堪能するとするか。
   一汗かいた後の殿の尻は格別だからな〜」
荀攸「確かに。我慢の後も格別ですからな。しばし我慢しますか…」
曹操「ハァ…もうどうにでもなれよ…」

続く

613 名前:無名武将@お腹せっぷく [] 投稿日:2006/09/17(日) 19:22:21
続き

さてこんなやり取りをしてるうちに文醜隊と遭遇、戦闘となった。

曹操「退け!退けぇ!」
徐晃「殿、春画はどうするのですか!?」
曹操「そんなものは捨て置け!逃げるが先決じゃ!」
ほとんど戦わないうちに、曹操たちは春画を置いて逃げていったのであった。

文醜「口ほどにも無い奴らめ!しかし大量の春画じゃの…ウホッ!これが都の春画か…
   さすが都は進んでおるな…ハァハァ…」
文醜軍兵「将軍…こんな春画見せられては辛抱足りませぬ!敵も掘れず終いでしたし…」
文醜「うむ…合戦中は自家発電は禁じておるがいた仕方あるまい。ただし掘り合うのは禁止じゃぞ!」
文醜軍兵「さすが将軍、話が分かる〜!」

こうしてあちらこちらで摩擦音と発射音が響き渡るのであった。

その様子を茂みから伺う一団が…
曹操「ふっふっふ…やはり自家発電を始めたな。」
徐晃「がっつりやってますね〜。相当飢えてますね、あれは」
曹操「一時間後に突撃だ!各々英気を養え!」

続く

614 名前:無名武将@お腹せっぷく [] 投稿日:2006/09/17(日) 19:23:11
続き

さて一時間後
ジャーンジャーンジャーン!
文醜軍兵「ゲェ、敵襲!?」
文醜「う、うろたえるな!迎撃するのだ!臨戦態勢を整えろ!」
文醜軍兵「し、しまった!?さっき3発連続でぬいたから勃ちが悪い!」
曹操軍兵「そんなフニャ竿で合戦をしようとは笑止な!喰らえ!」
文醜軍兵「ぎゃ、ぎゃぁぁッ!?入ってきたぁッ!?」
曹操軍兵「フンッ!フンフンッ!」
文醜軍兵「痛い、痛いーッ!う、動かないでぇッ!?」
曹操軍兵「嘘を言うでない、先ほどまで勃ちの悪かったおぬしの竿が立派に!」
文醜軍兵「さ、さすらないでぇーッ!ってかこの入れたら勃つってネタは二度目だー!?」

二度ネタを恐れぬ曹操軍に蹂躙される文醜軍。もはや文醜はなす術がなかった…

文醜「お、おのれぇぇ!退くんだ、皆退けぇー!」
張遼「む、敵の大将とお見受けいたした!おとなしくその尻を渡せ!」
文醜「クッ!さっき都の春画で10発連続で抜いたから竿が…」
張遼「ハハハ!そんな竿で俺に敵うと思っているのか!」

いかに剛勇を誇る文醜であっても、竿がしっかり勃たなければなす術がなかった…
あっという間に張遼に後ろから組み敷かれた。

張遼「その尻いただき!」
文醜「む、無念…」

今まさに張遼の竿が文醜を貫こうとした時であった!
「まてぃ!」
戦場に響き渡る大声。思わず皆が動きを止めた。

続く

615 名前:無名武将@お腹せっぷく [] 投稿日:2006/09/17(日) 19:24:17
彼方から焔か人馬か、赤い物が猛スピードで駆けて来た…
文醜軍兵「ぎゃぁぁぁ!?裂ける、裂けるッー!?」
曹操軍兵「そ、反り返ってるぅッ!?う、動かないでッ!?」
文醜軍兵「ヒィィィィッ!?さすらないで!?」
曹操軍兵「なんで勝ち戦なのに…ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁっ!?」

それは途中、周囲に居た兵を敵味方関係無しに掘り散らしながら、張遼と文醜の元に辿りついたのであった。
関羽「待てぃ張遼!」
赤兎馬に跨った、漢の痔亭公関羽であった。
関羽「文醜の尻は貰うぞ、張遼!」
張遼「な、何を馬鹿なことを…う、うわぁぁぁっ!?」
関羽が降りた瞬間に張遼に飛びかかる赤兎馬。
関羽「お主は赤兎と遊んでおれ!」
張遼「嫌ァァァァッ!獣姦は嫌ァァァァッ!」
赤兎馬「ひひーん!ぶるる、ブルル!」
張遼「ぎゃあぁぁぁぁぁッ!?」
悲鳴を上げる張遼を尻目に文醜に襲い掛かる関羽であった。

関羽「喰らえ!これで顔良とお主を掘った事になる!兄弟仲良く味わってくれる!」
文醜「ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁっ!?顔良、ごめんーーーーっ!」
関羽「ほほお、顔良に比べてちと穴は小さめだの。ふむふむ」
文醜「いやぁぁ、痛い、痛いぃぃぃぃッ!」
関羽「そう嫌がるでない、ほれほれ」
文醜「さすらないでえーッ!さっき抜きすぎてもう痛いぃぃぃぃッ!」

こうして文醜も戦死し、袁紹軍は多大な被害を被ったのであった。

曹操「戦功第一は関羽であり、わしの尻は関羽にやるべきであろうが、関羽は張遼を押しのけて文醜を掘った
   抜け駆けの罪もある。よって罪と功は相殺!尻は無し!以上!」

曹操もうまい具合に難を逃れたのであった。
                            〜完〜