579 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/14(木) 00:23:23 張翼徳、督郵を処す。 県尉に任命された劉備。任地では「男色家による、男色家の為の、男色家天国」、このスローガンにより統治、 多くの男色家に支持され、県を治める劉備であった。 民も劉備に懐いて何の問題もなかったのであったが… ある日、中央より監察官として督郵が来たのであった。 劉備「これはこれは、遠方よりお役目ご苦労様であります。」 督郵「フンッ!まあ片田舎ではあるが、お前の心遣い、楽しみにしておる。」 出迎えた劉備に対して横柄に見下す督郵。 劉備(?何のことだろう…?) 訝しく思うも、督郵を宿に案内し、その日は終わったのだが… 次の日から督郵が面会してくれないのである。 「督郵様は大変ご立腹であります。」 取り次いでくれたものはそればかりであった… 困り果てた劉備が督郵の随身に相談したところ 随身「あなたも鈍い人ですねぇ、歓迎と言えば賄賂、金銀財宝ドラクエバッジですよ!」 絶句した劉備、暗澹たる表情で私邸に帰るのであった… 585 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/14(木) 11:12:07 うわぁぁぁ!?一番目と二番目の間に 劉備「ああ、税は中央に納めてるし、我とてそれほど給料が多いわけではない… 民から絞るとるわけにはいかんし、どうすればいいのだ…」 関羽「兄者、いかが致した?」 張飛「そんなに塞いで…酒でも飲もうではないですか!」 劉備「おお、関羽、張飛…実はかくかくしかじかで…」 関羽「困りましたなぁ…」 劉備「うむ…賄賂を贈ろうにも贈る物がないからな…」 張飛「あるじゃないか!」 大声でそういう張飛。 劉備「?翼徳、よい案でも…?」 張飛「ごにょごにょごにょ…」 関羽「!?そうだ、翼徳の言うとおりだ!何で気付かなかったのだ!」 張飛「そうと決まれば俺に任せてくれ、」 劉備「頼んだぞ!翼徳よ!」 張飛は颯爽と出て行ったのであった… を入れるのを忘れてた…まあ意味が通るからいいか… 580 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/14(木) 00:24:24 続き 督郵の館に乗り込む一人の大男… 張飛「督郵!督郵!!」 督郵「な、なんじゃ!?お主は!?何しに来た!?」 張飛「さあ表に出ろ!」 そう言うと督郵の体を掴み表に引き出す張飛。 督郵「な、なにをするんじゃ!?」 張飛「黙れ!」 督郵を荒縄で縛り上げ、柳の木に吊るし上げる張飛。 督郵「ひ、ひぃぃぃぃ!?ゆ、許してくれぇ!!」 張飛「ふはははは!これでもくらえぃ!フンッ!」 督郵「ギャァァッ!?い、痛い、痛いーッ!」 張飛「フンッ!フンフンッ!!」 督郵「だ、男色なんかイヤじゃァァァァ!宦官の方々はこんなことはしないのにぃいぃぃっ!」 張飛「へへへ、初尻か…いい声で鳴きやがるな…我慢できねぇ!フンフンフンフンフンフンフンフン!」 督郵「ヒィィィィッ!?物凄い往復速度!?一日千里を往復しそうな勢いッ!?」 張飛「たまんねえぜ!!ハッハァー!」 続く 581 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/14(木) 00:25:21 続き さて小一時間たった頃… 劉備「翼徳、首尾はどうだ?」 劉備と関羽が姿を現した。 張飛「おお、兄貴!男色の限りを尽くして督郵様を責めたぜ!」 関羽「さすが翼徳!お前が性技の限りを尽くしたならば督郵さまも満足したはずだな!」 劉備「督郵様、義弟のご無礼をお許しください…督郵様をもてなす為に、義弟が体を張ってお相手いたしました… 督郵さまは我が観察によると、どうもMっ気があるので、ドS責めを任せた次第で…ってあれ?」 関羽「…兄者、死んでるぜ………翼徳!少しは加減せんか!死なしてどうする!?」 張飛「す、すまねえ兄者!初尻&いい声で鳴くものだから、つい熱が入って… ああ!俺はなんて愚物なんだろう!!」 関羽「ここで悔やんでも仕方ない!しかしどうしよう、どうしよう…仮にも都の督郵を殺したとあっては… はわわわわわ」 劉備「よし、逃げよう(きっぱり)」 関羽&張飛「!!さすがは兄者!その発想は無かったわ!」 こうして再び3兄弟は野に姿を隠すのであった… 〜完〜 |