541 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/03(日) 23:51:06 侯成の受難… 下ヒの城に逃げ込んだものの、曹操、劉備連合軍に包囲された呂布… その不安からか、呂布は昼間から尻を掘りまくり、ひたすら尻にのめり込むのであった… ある日の事である。呂布がふと鏡を見ると、愕然としたのである! 呂布「な、なんだ、このガチムチっぷりは…?い、いかん! 俺はまだガチムチになるような年ではない…!そうか、尻だ!尻を掘りすぎたせいでガチムチになってしまったんだ!」 なぜかそう考えた呂布。その日から禁尻を決意するのであった。 それは別に問題なかったのだが…何を考えたのか、部下にまで禁尻の令を出してしまうのであった… そして数日後… 侯成「なにぃ!?脱走兵だと!?」 兵の一部が脱走したと言う報せを聞いた侯成。 侯成「軍規の乱れの元になる!見逃す事はできん!皆付いて参れ!」 部下を引き連れ城から出陣するのであった。 続く 542 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/03(日) 23:51:44 続き ほどなくして… 侯成「見つけたぞー!」 脱走兵「く、くそ…!ここまでか…」 侯成「なぜ脱走など…それほど今の戦況が辛いのか!?」 脱走兵「戦況の辛さなんて構わない!拙者も武人の端くれ、戦に出るときから命は捨てております… しかし、しかし!なぜ尻を禁じられねばならんのですか!?尻を禁じられてなにが武人ですか!?」 侯成「……」 脱走兵「それが嫌で嫌で…ウウッ…お、俺は何のために戦場に来たんですか!?」 侯成「……気持ちは分かるが、軍規は軍規、脱走兵としておぬし達を処理せねばならん…」 脱走兵「…覚悟はできておりまする…」 侯成「…うむ…まあそれはそれとして、処理するのに尻を掘るのは令を破った事のならんな! ウホッ!皆存分に尻を楽しもうぞ!」 侯成の部下「ウホッ!さっすが侯成さまー!」 侯成「ウホホッ!では…フンッ!!」 脱走兵「ぎゃぁぁぁぁっ!?尻が裂けるぅぅ!?けど最後に掘られてちょっぴり幸せ、アッー!?」 こうして無事脱走兵を処理できた侯成。 侯成(ちょっとツヤツヤ)(しかし…禁尻がここまで影響を及ぼしておるとは…士気ががた落ちではある…) 侯成「そうだ!脱走兵を成敗できたと言う吉事があったのだから、尻宴(酒宴にあらず)を開こうではないか!」 兵「ま、まことですか!?尻宴、尻宴だってっー!?」 侯成「そうだ!男のガチムチ酒池肉林、尻宴だっー!」 兵「ウホホホホッ!こ、これはたまらん!」 侯成「せっかくだ!殿も誘おう!」 侯成は呂布に報告しに行ったのであった。 続く 543 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/03(日) 23:52:38 続き 侯成「呂布様!脱走した兵がおりましたが、無事成敗できました!この吉事を喜ぶ為に尻宴を開こうと思います。 呂布様もどうぞご参加ください!いや、むしろこの場で某の尻を味わってくだされ!!」 そういって尻を放り出し、呂布に突き出す侯成。 呂布「…なんだこれは!?」 怒りをあらわにして、突き出された侯成の尻を思いっきり引っぱたく呂布。 侯成「あ、あひぃぃぃっ!?」 思わず出た侯成の悲鳴に諸将の竿が反応、辺りは諸将の我慢汁によって当たりはイカ臭くなるのであった… 侯成「殿…?」 何が呂布の機嫌を損ねたか分からずぽかんとする侯成。 呂布「俺が禁尻令を出しているのを知っておるのにこの所業か!?」 侯成「と、殿、落ち着きくだされ!」 呂布「ならん!お前、俺に歯向かうとは謀反の兆しありか!誰かこいつを成敗しろ!」 魏続「某が!」 宋憲「いや、某が!」 高順「いやいや、某が!」 呂布「掘って成敗するのではないぞ!刀で首を切り落とすのだ!」 魏続「殿!お待ちください!何卒お許しを!」 宋憲「侯成程の将を斬っては喜ぶのは曹操軍ですぞ!」 高順「何卒ご慈悲を!」 呂布「ならんならんならーーーん!」 呂布の怒りは容易に冷めなかったが、皆の哀号泣訴により 呂布「竿100杖の刑に減刑してやろう!」となったのである。 続く 544 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/03(日) 23:53:28 続き 執行人「…侯成さまお許しを…」 侯成「構わん、やれ…」 裸にされた侯成の尻に執行人の竿が… 執行人「フンッ!1!フンッ2!」 侯成「ぎゃぁぁぁっ!い、イタィィィィッ!?」 執行人「フンッ!3!フンッ!4!」 侯成「ひぃぃぃぃっ!?さ、さけるるうるrぅぅ!?」 執行人「フンッ!70!フンッ!71!」 呂布「ふん!思い知ったか!」 そう言うとふらっと奥に言ったのであった… 素早く執行人に目配せする魏続 執行人(心得て候…) 執行人はその位置を魏続に譲ったのであった。 魏続「侯成、悪く思うな。長い禁尻でもう堪らんのだよ!」 侯成「ハァハァ…ン……?」 魏続「フンッ!72!」 侯成「ぎゃぁぁぁぁっ!?さっきと違うのが来たぁ!?」 魏続「フンッ!98!」 宋憲「こら魏続!独り占めとは許さんぞ!!」 魏続「おお、宋憲、すまん!交代だ!」 宋憲「ってもう98まで言ってるから後2往復だけじゃないか…仕方ないな…」 侯成(半ば虫の息) 宋憲「フンッ!41!」 侯成「ひぃぃぃぃっ!?また違うのが来たァ!?」 宋憲「フンフンフンフンッ!42!43!44!45!」 侯成「か、数が戻ってるぅぅぅッ!?」 続く 545 :無名武将@お腹せっぷく :2006/09/03(日) 23:53:59 続き こうして侯成は諸将が満足するまで竿を受け続けたのである。 その数は千余杖にも及んだと言う… 侯成「うう…」 魏続「気が付いたか!?侯成…」 侯成「魏続…それに宋憲…」 自分の寝所で目を覚ます侯成… 宋憲「うむ、無事か…?殿も酷い事をなさる…(禁尻の事だが)」 侯成「…殿……なぜ…」 魏続「…侯成、俺はもう我慢ならん。」 侯成「尻が欲しくて堪らんのか?」 魏続「うむ…い、いや!それもあるが違う!わしが我慢ならんのは呂布の行いだ…」 宋憲「人に禁尻しときながら自分は妾や嫁とニャンニャンしまくりだ!不公平ではないか!」 侯成「………」 魏続「わしらは尻を掘るから武人であると言うのに…曹操軍では尻掘り放題だそうだ…」 宋憲「……侯成、女とニャンニャンするような柔弱な男は見限ろう!曹操軍には凄い豪傑揃いらしいぞ!」 侯成「ウホッ!そうなのか!?そうと聞いては我慢できん!さっそく曹操軍に投降しよう!」 呂布の破滅は確実に近付いてきてるのであった…完 |