525 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23:53:58
建興12年(234年)、蜀丞相・諸葛亮率いる蜀軍は、斜谷より出撃し武功郡五丈原に布陣。
迎え撃つ魏帝・曹叡は、大将軍・司馬懿に防衛を命じた。
両軍は何度か交戦したが決定的な打撃には至らなく、膠着状態が続いた。
蜀軍が布陣してから4ヶ月が過ぎた。
「むむ…あれは…」
夜の空を見上げていた司馬懿は、光り輝く巨星が墜ちるのを確かに見た。
「孔明…ついに逝ったか!」
司馬懿は喜び勇んで全裸となった。
「おい!ちょっと聞いてくれ!孔明が死んだ!」
「父上…?なぜそのようなことがわかるので?」
司馬懿の子、司馬師は当然の疑問を口にする。
「孔明の将星が落ちた!間違いない。孔明のいない蜀軍など恐るるにたらず!」
「それが真ならばとても喜ばしいことですね。」
司馬師は答えた。
「ああ、近いうちに蜀軍は撤退を始めるだろう。そのときに追撃を開始するのじゃ!ああっ!司馬懿感激☆」
「父上…少し落ち着いてください。そして早く服を着てください。」
「師よ、これが落ち着いていられるか!?ああ、興奮してきた…ハァハァ、師よ、ワシのものをしゃぶれ!」
言って司馬懿は司馬師の顔に己のモノを近づける。
「ぐわっ…く、くせえええ!!」
一週間洗っていない司馬懿のモノは強烈な臭いがした。
「ふふふ…臭いだろう?孔明にしゃぶらせてやろうとここ最近洗っていなかったからのう。ま、その分かゆくて仕方ないが。」
「い、いやだあああ!!」
ついに司馬師がキレた。
「師よ、さあしゃぶれ!!」
「…父上。」
「さあ!さあ!さあ!しゃぶれ!!」
「しゃぶれだァ?コノヤロウ!てめェがしゃぶれよ!」
怒りで声を張り上げ、全裸になる師。

526 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23:54:47
「師よ、この父に適うとでも思っているのか?」
「父上、子はいつか親を超えるもの…覚悟してくだされ!」
二人は右手を高速で動かし、自らを奮い立たせる。
そしてギンギンに硬くなった逸物をぶつけ合う。
べちっ、べちっ!と嫌な音が響き渡る。
「師よ…なかなかやるではないか。」
「父上こそ。さすがですね。」
べちっべちっ!!
爆ぜる我慢汁、むせ返るような汗の臭いが場に広がる。
一気に勝負を仕掛けようと、司馬懿は突き出した腰をローリング。
だが司馬師はそれを力で受け止めず、軽く受け流す。
「はあ、はあ、はあ…」
「はあはあ、父上…らちがあきませんね。」
「ふふ、師よ。お前が素直になればこの勝負も終わるのじゃ!」
「あのーこちらに仲達どのがおられると聞…」
そのとき急に二人のもとに現れた人物。
「郭淮どのではないか!」
司馬師は叫ぶ。
「お、親子の水入らずの時間をお邪魔しました。出直してきます…!」
「待てい!」
司馬懿は郭淮に向かって叫ぶ。
「師よ、我々の勝負がここで争うのは無駄だと思わんか?」
「そうですね、私も父上と同意見です。」
「じゃあ、こいつでもいいか」
「ええ!?ちょっと待ッ…」
「問答無用!師よ、ワシが先に尻をいただくぞ…!ふん!」
「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
「ふんっ!ふんふんっ!!」
「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
「ほほう、郭淮め…おぬし、初めてだったのか」
「いやああああ!私は病弱だから仕方ないじゃないですかあぁぁぁ!!!」
「父上…すごい」

527 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23:55:22
「オオウ!やはり初物は違うのう!いくぞ郭淮!受け止めよ!!」
「やめてええ!!中はいやあ…あ…あ…アッー!」
「アッー!」


「ふう、郭淮よ。なかなかの桃尻じゃったぞ。満足満足っ☆」
「あ…あ…死にたい…」
「郭淮どの!死ぬなんて軽々しく言わないでくだされ!死ぬのなら私のモノを受けてからにしてくだされ!セイヤッ!!」
「ぎぃやあああ!!」
「ふんっ!ふんふんっ!!」
「逝ったばかりなのにぃぃぃ!!」
「父上、どうですか?私の動きは…」
形容できぬ司馬師の腰の動き。
司馬懿はこの動きに感激して声を洩らす。
「これは…師よ…成長したなあ」
「ふふ、いつまでも子供のままではいられませんから!」
「これでワシが死んでも少しは安心じゃのう。」
「どうでもいいけど私は無視ですかあああああ!!!!!」
「郭淮どの!いきますよ!アッー!」
「アッー!」

528 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23:56:38
「それじゃ、郭淮。いま言ったように蜀軍が撤退を始めたら教えてくれ。」
「…わかりました…」
ヒリヒリする尻を押さえて郭淮は帰っていった。
「さて、ワシらはもう寝るか。」
「そうですね。」


「父上!郭淮どのから蜀軍が撤退し始めたとの報せが届きました!」
「ほう、やはり死んでいたか、孔明。」
「いますぐ追撃に向かいましょう!」
「よし、全軍出撃じゃ!!」
司馬懿自ら先陣をきり追撃を開始。
その速さはまさに鬼神のごとく。
「ふふふ…やはり孔明のいない蜀軍など弱いのう!うはははは!!」
ジャーン!ジャーン!
山上から鳴り響く音。
「げえっ!?孔明!?」
山上から四輪車に乗った孔明が両手にバイブを持ち、ヴイィィィン!と嫌な音を立てながら司馬懿たちを見下ろしていた。
「い、生きておったのか…!マズイ…退け!退けー!!全軍撤退じゃあああ!!!」
死んだと思っていた孔明が生きていた!
このことは司馬懿にとって大誤算。
冷静さを欠き、なぜか馬上で服を脱いで綺麗にたたんでから逃げ出した。
この混乱は姜維軍のかっこうの餌食となった。
魏軍は蜀軍に散々掘られて皆が皆、尻を押さえて撤退するはめとなった。
「孔明…恐ろしい奴じゃ…」
司馬懿はそのへんの兵卒6人に襲われたがなんとか逆襲して生き残った。
間もなく敗走した将兵が引き揚げてきた。

529 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/09/02(土) 23:57:16
「なんと…!では、あの時孔明はやはり死んでいたということか!」
司馬懿は五丈原の西で柩を見たという領民から話を聞いていた。
もっと詳しく話を聞くと、どうやらあれは木で作らせた孔明のダッチワイフだと知った。
「むむむ…孔明め。自分に似せたダッチワイフを作るなど、まさに天才…」
司馬懿は再び追撃を開始した。
だがそれはムダな追撃であった。
「大都督、今日の追撃はここまでですか?」
「もう追ってもムダじゃ。それより孔明の布陣の跡を見よ。」
兵卒が不満を言わないように、要所に設置された春画の山。
「見事じゃ…おそらくこの地上に再び孔明のごとき変態人物を見ることはあるまい」
そして魏軍は長安に引き揚げた。


〜完〜