489 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 13:03:42
「な、なんだこれは…!」
街亭で馬謖軍を打ち破り、この機を逃さずと司馬懿は一気に攻めかかる。
諸葛亮は西城に退却した。
しかし攻め寄せる魏の大軍、およそ15万。
かたや自軍は2千程度。
どうあがいても守り抜けるわけがない。
だがさすがは諸葛亮。
この危機を切り抜ける策を思いつき、実行したのだ。
「なぜ城門が開いておるのだ!」
常識では考えられない。
残り2千でも城門を固く閉ざしていれば、援軍を待つことも出来るはずだ。
だが、西城の城門は全開。
さらに香が焚かれ、城の上部では諸葛亮が優雅に尻をふっていた。
「おのれっ!あのようなプリプリとした尻で挑発しおって…!」
兵の一人が怒りを露にする。
それもそのはず、全裸で尻を振っている諸葛亮の姿はまさに美麗。
見たところ、城兵の姿はほとんどない。
「あれは降伏するという意思表示なのでは?」
司馬懿にそう告げるものがいた。
「皆、早まるな!これは孔明の罠だ!」
劉備に忠誠を誓った諸葛亮が降伏などするわけがない。
「あの孔明のこと…。こんな無様な姿を晒すはずがない。きっと城の中には我が軍を打ち破るのに十分な備えがあるはずだ!」
幾度となく知略の限りを尽くしてきた司馬懿が言うことだ。
皆も納得し、魏軍は撤退し始めた。

490 名前:無名武将@お腹せっぷく [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 13:04:40
「さすが丞相。見事な策です。」
魏軍が撤退し、姿が見えなくなってから兵の一人が感嘆の息を洩らす。
「はあぁぁっ!早く!早くそのぶっといの突っ込んでえぇぇ!!」
魏軍が撤退したのにもかかわらず諸葛亮はまだ桃尻を振り続ける。
「なんて見事な尻…!丞相、某がお相手させていただきます!!」
ずむっ
「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
「ふんっ!ふんふんっ!!」
「あああぁっ!!」
さっさと撤退の合図を出せよ、と他の将兵達は思っていた。
しかし諸葛亮の恍惚の表情を見て、丞相にはこういう息抜きも必要だと思い、あたたかい気持ちで見守った。


後日、城には兵がごく僅かしかいなかったことを知った司馬懿。
己の尻ひとつで危機を脱した諸葛亮の知略と変態っぷりに、
「わしは孔明にはかなわぬ。」
と嘆いたそうな。