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445 名前:職人見習い ◆fVKI4ilHCQ  [] 投稿日:2006/08/10(木) 21:12:47
姜維の最期 <プロローグ>

西暦263年。魏は鍾会・ケ艾・諸葛緒の三衆道将をして蜀遠征に出征せしめ、
圧倒的な兵力を誇る魏軍は壮大な外線作戦を展開した。

─すなわち、ケ艾は敵左翼の姜維軍を正面から責めて釘付けにし、
手薄になった中央を諸葛緒が突破、姜維の背後に回りこんでバックから完全に掘り取り、
その間に鍾会率いる主力が圧倒的な兵力を以って漢中を姦落(かんらく)させる、というものである。─

姜維は股槍を振るって善戦するも初戦で敗退。漢中が姦落(かんらく)したとの報を聞くと、
険しい山道を日に30kmという電光石火の進軍速度で剣閣へと撤退した。
戦略的に圧倒的不利な状況下で姜維は善戦し、魏軍に掘られることなく要害にたどり着いたのである。

(なお、このとき魏の司令官鍾会は姜維を掘れなかった欲求不満から味方の諸葛緒を掘り殺したという。
裴楷に「鍾士季を見ているとまるで武器庫のようだ。その股竿は一本にして千の槍に匹敵する」と評され、
さらに希代の謀士・荀攸が死の際に父・鍾繇に託した竿法を受け継いだ彼の責めに、
諸葛緒のごときはひとたまりもなかったという。)

その後、諸葛緒軍を吸収し10万を超えた鍾会率いる魏の主力に対し、姜維は連竿弩を用いて2ヶ月の抵抗を続けたが、
陰平の断崖を己の股槍を駆使して踏破したケ艾の奇襲と、そのケ艾に諸葛瞻が掘られた事を知ると、
剣閣を放棄して成都へと後退を開始した。
彼は巴西郡を経由して成都へ向かっていたが、
東広漢郡シ県に到達した所で劉禅から降伏命令が届いた為、フにいた鍾会のもとに出頭、降伏した。


だが、姜維は降伏後も諦めはしなかった。敵である鍾会をも利用し、
蜀姦(しょくかん)王朝の再建を目論んでいたのである。
ここでは、玉の緒の尽きるまで蜀のために身を尽くした名将の死に様を書き綴ろうと思う。

446 名前:職人見習い ◆fVKI4ilHCQ  [] 投稿日:2006/08/10(木) 21:13:29
姜維の最期 <第壱話 邂逅>

鍾会「おお、姜維が降伏して参ったか。ここに通せ」
姜維「・・・」
鍾会「貴様・・・この私を待たせおって、こうしてくれる!!喰らえ!!」
姜維「(まずいっ、このままでは掘られてしまう!?)」
姜維「こ、国家の全軍が某の指揮下にございました。今でも早すぎたと思っております。」
鍾会「何?」
姜維「先帝をはじめ、多くの英傑の働きで復興した姦(かん)王朝です。
   その全軍の代表たる私が、身の回りのけじめも付けずにさっさと降伏するわけには参りませんでした。」
鍾会「(ふむ、なんと立派な漢だ・・・)」
姜維「某は猥南(わいなん)の戦いでの将軍の功績を敬して心より降伏するもの、
   これがケ士載であったならば決死の覚悟で戦って戦尻したでしょう。」
鍾会「将軍、将軍の気持ちはよく分かった。もしよければ、義兄弟の契りを結ぼうではないか。」
姜維「義兄弟の契り、ですか・・・?」
鍾会「そうだ。私の義弟として、存分に力を振るってくれ。」
姜維「・・・分かりました。それでは・・・ってどうして服を脱いでますか!!」
─鍾会が着物を脱ぐと、天を衝くほどの長大な股槍が姿を現した。─
鍾会「ふ、ふははははっ!!思えば蜀を興した昭烈帝も、覇業を興す前に腹心と『桃尻の誓い』をしたという。
   私がそれに倣うのがいけないか!!今度こそ喰らえっ!!」
姜維「け、結局掘られるのかっ!ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
鍾会「うっ!?こっこれが諸葛亮すら腰砕けとなった麒麟尻か!!ふんっ!ふんふんっ!!」
姜維「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
鍾会「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
姜維「な、何という変幻自在・・・アッー!」
鍾会「何という締まり・・・仲達殿とてここまでではなかアッー!」

こうして、二人の名将は竿を交わして誓いとし、
鍾会は己の野望のため、姜維は蜀姦再建のために動き出した。 つづく