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290 :sileepknot ◆r4HwcKQwNE :2006/07/15(土) 16:00:26
心は子午道に 〜叛骨残夢〜


あの星が落ちれば、私の命も――
漢王朝略して転じて莞腸再興をはかり戦い続けた英雄たち
玄徳 関羽 張飛 趙雲 馬超 その他もろもろの勇者たち……
その最後の巨根 諸葛孔明がついに落ちた。
姜維・揚儀たちは孔明の遺命にしたがい喪を伏せ、後陣から静かに退かせ始めた


さておき。陣中の魏延は先鋒にありながらひとり不思議そうな顔をしていた。

魏延:わしの頭に竿が生える夢を見た。これは吉夢か凶夢か……
   おお趙直殿、夢判断してくれぬか。
趙直:(いや、どう考えても凶夢だろそれ、そんな生き物グロ過ぎますやん)
魏延:趙直殿?
趙直:お、おぉ、将軍、それは大吉夢にございますぞ。
魏延:なにっ、吉夢だと?
趙直:無論にござる。竿が二本、これはえーとつまり、その、なんだ? 二刀流!! 両刀!!
   そう言えば先主も雌雄二成の剣をお持ちになっておられましたぞ!!
魏延:ウホッ! つ、つまりあの夢はわしが天下無双の豪傑になると言う
   大吉夢であったか!! これは愉快じゃわい、今から先走りが……
趙直:(やれやれ、こいつがバカで助かったぜ)
   思いますに将軍は今から後かならず大飛躍をなされるでしょう。
   そして暗いちんちん、もとい位人臣を極めるに違いません。
魏延:それを聞いて、見ろ、わしの竿は天を衝かんばかりじゃ!!


291 :sileepknot ◆r4HwcKQwNE :2006/07/15(土) 16:11:06
趙直はこうして魏延の機嫌を損ねることも掘られることもなく、難を逃れたのであった。

程なく、諸葛亮の遺言を守り軍権を預かった姜維・揚儀らと魏延は対立した。

魏延:よく考えてみろ、諸葛丞相が最初からわしの献策を用い
   子午道から竿自慢の性兵を送り込めば今頃蜀軍は長安を占領していたはずだ!!
   それを尿道がうんたら
費緯:糧道です、将軍。
魏延:……糧道がうんたらと祁山と漢中を行ったり来たりしていただけではないか。
   結局丞相はわしが性交
費緯:成功です、将軍
魏延:成功するのが妬ましかっただけに違いない!

こうして魏軍の追撃を振り切ったものの、以前から諸葛亮の方針に疑念を抱いていた
魏延は姜維・揚儀らに対し軍権を委ねるよう強硬な態度を取ることとなった。

臥龍が見咎め大徳が許した叛骨の芽。
その二人を欠いた今、もう誰にも止められない域にまで性徴してしまったのだ。



費緯:ナレーター、成長です。


292 :sileepknot ◆r4HwcKQwNE :2006/07/15(土) 16:28:26
魏延:ゆくぞ馬岱、あのフニャチンどもから軍権を奪い返し、
   わしらで魏軍を追っ払い共に敵兵を掘りまくろうぞーッ!
馬岱:はっ! この馬岱、諸葛丞相には苦汁を飲まされた身……
   この竿が萎えるまで将軍の背中をお守りしましょう!

馬岱は以前、諸葛亮の密命を受け胡櫨谷(字が出ないorz)に火を放ち、
敵将司馬懿親子と魏延を一遍に焼き殺すつもりだったのだ。
しかし作戦は失敗、あまりの火の勢いに司馬懿親子は失神・失禁し
奇しくもその水分が彼らを救ってしまったのだった。

その後、魏延の手前諸葛亮は馬岱を罰せずにはいられなかった。
正直、あの尻を掘りたい、そんな願望もあったのかも知れない。
もちろんこれは後世の史家の邪推に過ぎないが……。

二十杖以上の竿刑は全て自ら行い、その過労が彼の死を早めたと位っても過言ではない。
諸葛亮は自ら五十竿の刑を馬岱に課し、更に一兵卒に落とすことで
なんとか魏延の怒りを静めた。しかしその後、魏延は自分の部下に馬岱を
組み込んでしまったのである。


魏延:楊儀! 蜀漢は前軍セイセイセイセーイ大将軍南鄭候魏延が参った!
   今すぐ漢中を明け渡し、わしに降れ!

その二人は今、まさに漢中城の城門前に居た。
しかし魏延はおろか、その場の誰も気づかなかった。
魏延の背中を守る馬岱の目が妖しい輝きを放つのを……。


293 :sileepknot ◆r4HwcKQwNE :2006/07/15(土) 16:34:41
楊儀:あ、あわわ……あれは魏延! まさか本当に叛旗を翻すとは……
   馬岱もおる、あの二人が組めば我々とて危険じゃぞッ
姜維:お待ちください楊儀殿、丞相の残した陰嚢にこのような文が!
趙直:(なア、なんでこいつそんなモン持ってんだ? まぁいいけど)
楊儀:おおっ!




魏延:どうした楊儀! 男子が竿を隠して城の中に引きこもるとはさては貴様包茎だな?!
楊儀:おう、わしは逃げも隠れもせんわ!

開け放した城門に護衛もつけず楊儀がひとり現れた。その姿はまさに威風堂々。
ホント、書いてて思うけどこういう時人間って現金だ。


294 :sileepknot ◆r4HwcKQwNE :2006/07/15(土) 16:44:05
魏延:出てきたなイカサマ師!
楊儀:黙れ謀反人!
魏延:なんだと? 今すぐその竿引っこ抜いてくれる! この包茎!
楊儀:ほ、ほ、包茎だとーッッ! 言ってはならんことを……ゆゆゆ許さんぞ貴様!
魏延:寄るな、匂いが移るわ!
姜維:(包茎なんだ……)
趙直:(うっわ、キモ。こりゃ付き合い方考えなおすわー)
楊儀:な、なんだこの痛い視線は?!

魏延:……あまり話を脱線させるのもアレじゃ、とにかく楊儀!
   貴様も男子ならわしと一騎討ちの勝負をせい!!
楊儀:えーい、貴様が作った流れだろうに……!
   まぁ良い。
趙直:良いのかよ。
楊儀:魏延ッッ! 貴様がいくら剛を誇ろうともこの漢中じゅうの人間全てを
   前に「わしを掘れる者がおるか!」と三度叫ぶことができるか?!
   そうすればわしの尻はおろか、漢中を明け渡してやろう!
魏延:はっはは はっはは ははは!
   楊儀よ、丞相がこの世におればわしも遠慮しようがもはやこの世にはない
   今天下にこのわしと太刀打ちできる者があるか! そのようなことは何万遍でも叫んでやるわ!



魏延: わ し を 掘 れ る 者 が お る か ! ! !


295 :sileepknot ◆r4HwcKQwNE :2006/07/15(土) 16:52:11
その時誰が予測しただろう。静まり返った城門前に、一人の男が音声をあげた。

馬岱:ここにいるぞ!
魏延:な、なにっ! 貴様は馬岱、くっ……
馬岱:遅いッ! 涼州に生まれ丞相に磨かれたこの竿を受けてみよ!

馬岱の股竿が魏延の菊穴に吸い込まれてゆく――

魏延:ぎゃ、ぎゃああああっっ?! は、入って来たアッー!
馬岱:ふんっ……ふんふんふんふんふんふんふんーッ!
魏延:や、やめてぇ……かえりが、かえりが引っかかるゥ?!
馬岱:嘘を吐け! 後頭部をこんなに張らせおって!
魏延:そ、それは生まれつきなのー!!
馬岱:なに? 誰が口答えしていいと言った! この豚め、その汚い口を
   私の竿で塞いでくれる!
魏延:ふぎーっ!

馬岱は諸葛亮の残した最後の切り札であった。
「もし魏延が叛旗を明らかにしたならば、これを掘れ」
何度も諸葛亮の竿を受けながら、馬岱は己の天命を知ったのである。

兵:お、おい、見ろよアレ……
兵:あぁ、まるで頭に竿が生えたみてぇだ……!

馬岱の竿に口を塞がれ、ビンビンに叛骨を晴らせた魏延。
魏延に分かろうはずはなかったが、その光景は魏延が見た「竿の夢」に酷似していたのだった。


趙直:やれやれだぜ……。

完!