193 :無名武将@お腹せっぷく :2006/06/23(金) 20:17:09 馬ショクの不覚。 北伐の要地である街亭の防衛を任された馬ショクであったが… 王平「馬ショク殿!孔明様は街路に布陣して敵を防げとの命でしたが…」 馬ショク「あほらし!そんな面倒くさい事しなくともあの山の上に布陣し、逆落としの勢いで一気に敵を屠れば良いではないか!」 王平「し、しかし孔明様は…」 馬ショク「えーい、五月蝿い!文盲な貴様は孔明様の出尻の表を読んでないから、そのような悠長な事が言えるのだ! わしはもう戦気凛々、ギンギンじゃ!」 注釈:出尻の表とは? 孔明が北伐の際に劉禅に出した表。そこには戦意高揚の為に官能の技を凝らした文で戦の情景が描かれており、 男色家ではなく、戦嫌いの劉禅ですら「朕も掘りたい!」と言わせしめた一大官能小説である。 北伐の際これが将士に配られ、皆股間を熱くしたと言う。 閑話休題 馬ショク「まあそこまで言うなら貴様は好きなようにしろ!わしは山頂に布陣して掘りまくってやる!」 王平「むむむ…いたしかたありませんな…では私は街道に布陣させていただきます」 馬ショク「何がむむむじゃ!」 王平「それはお約束ですよね。」 馬ショク「だよね。」 続く 194 :無名武将@お腹せっぷく :2006/06/23(金) 20:18:08 続き さて街亭に到着した魏軍 司馬イ「なんじゃ、アホにここを任したのか、孔明は。山頂に布陣するとは相当馬鹿だな。 ほれ、下から攻め上げてやれ!」 ジャーンジャーンジャーン! 馬ショク「魏軍か!それ逆落としで掘りまくってやれ!」 蜀兵「うぉぉぉぉ!いくぞー!」 坂を駆け下りる蜀軍…………だが… 蜀兵「く、下り坂で相手が下にいるのに、竿が上向きだから刺せん!!」 蜀兵2「し、下に向けようとしても竿が上を向こうとする!辛くて下向きにならんわ!!」 司馬イ「わははははは!馬鹿め!竿は上向き、穴は下向き!敵より上に布陣するなど全く兵法が分かっておらんな! それ!皆突き上げてやれ!」 魏兵「ほれ!下から上にぃぃぃぃぃ!」 蜀兵「ぎ、ぎゃぁぁぁあぁ!も、持ち上げられる!?」 魏兵「ははは、わしが下だから、お主の体重がかかって重いぞ〜」 蜀兵「ま、まさか自分の体重で自分を苦しめる事になるとはーっ!」 馬ショク「ひ、怯むな!こちらも突き上げ返すのじゃ!」 蜀兵「いや、だから位置関係的に無理だって!相手が自分より下にいるのに突き上げれるかよ!」 馬ショク「む、なら突き下げろ!突き下げるんだ!」 蜀兵「そんなことできるかよ!竿は上向き、穴は下向きなんだよ!こいつ適当すぎだー!」 あちこちで突き上げられる蜀兵、更に馬ショクの訳分からん指示により、皆士気が激減、魏兵の慰み者と化すのであった… 馬ショク「くそ!退け!退くんだ!」 こうして蜀軍は潰乱し、街亭は陥落するのであった… まだ続く 195 :無名武将@お腹せっぷく :2006/06/23(金) 20:18:46 続き 孔明「なぜこのようなことに…?」 蜀本陣に逃げ帰り、孔明に釈明する馬ショク 馬ショク「じ、実は…竿は上向き、穴は下向きでして…」 孔明「……情けない…そのような時も、竿の硬度を変えれば自由に下向きにも掘れるというのに! 馬ショク!おぬしにはじきじきにわしが手ほどきをしてしんぜよう!」 馬ショク「え?えええ!?」 孔明「そりゃ!おぬしが下側にいてもぉ!」 馬ショク「さ、竿がちょっと柔らかめになって、下向きに!?」 孔明「掘れるギリギリの硬度を保ちつつ下向きにするのじゃ!フンッ!」 馬ショク「ぎゃぁぁぁぁあっ!!入ってきたぁっ!!!ちょっと柔らかめのものが入ってきたぁ!」 孔明「このままでは威力が半減!だが!!」 馬ショク「ひぃぃぃぃぃぃっ!?な、中で硬く、上向きになってきたぁあ!?」 孔明「そうだ!中で硬度を取り戻し、上向きにしてやれば突き上げる事可能! そーら分かったか、馬ショク!?フンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!!!」 馬ショク「ひぃぃぃあぁぁぁあぁぁっ!?」 孔明「フンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!」 孔明は熱くなり過ぎていた…彼の熱の入った指導、いや、途中から指導ではなく実戦そのものは 馬ショクの命を奪うのには十分すぎた… 孔明「ふーう…すっきり…分かりましたか、馬ショク…このように臨機応変に… …馬ショク?馬ショク!?」 孔明が己が欲望を満たし、ようやく冷静になり気付いた時には馬ショクは真っ白に燃え尽き、冷たくなっていた… 孔明「馬ショク!?馬ショクーーーーーーーー!!!!」 孔明は泣いた。さんさんと泣いた。あの馬ショク尻がなくなると思うと泣くのをやめることが出来なかった… 泣いて馬ショクを掘る 〜完〜 |